■■■ メンガタクワガタ飼育方法 ■■■

 成虫飼育
メンガタクワガタは、羽化後交尾可能までに、通常6ヶ月〜8ヶ月かかります。
それまでは、エサも食べずにひたすら寝続けますので、必要に応じ状態の確認と忍耐が必要です。
また、アフリカ(カメルーン)原産ですので、日本の冬など低温には非常に弱く、 越冬能力もありませんので、四季を通じ温度管理できる環境が必須です。
生息地は年間を通じ28度前後です。

【ペアリングできる状態まで】 ミニサイズのプラケース(以下ミニプラケ)に、市販のマットを水分やや多め(ギュット握って団子状に固まる程度)に加水しケースに約1/3から2/5程度(約3〜5p)入れる。
マット上での転倒防止の為、必要に応じ枯葉・樹皮などを入れる。
ケースに新聞紙+ラップ(爪楊枝などで5箇所程度必ず穴を開ける)挟み温室などで25度以上30度以下で熟すのを待つ(20℃以下&30度以上は厳禁)。蒸れにも注意を払ってください。
最低月1回程度はマットの状態チェックし、必要に応じ霧吹きなどで加水する。
羽化後半年を過ぎた辺りから、ゼリーをセットし飢え死にを防止します。
また、チェックは頻繁(週1回程度)にし、マット上に出ていたり、エサをよく食べるようになったら速やかにペアリング・産卵へと移行してください。

メンガタクワガタは、羽化後約1年程度の寿命で熟成まで半年以上を要しますので、行動開始後直ぐにペアリング・産卵へと移行しないと失敗に終わるケースが多々あります。 行動を開始しますと、マットの上をちょこまかちょこまかアリのように這いまわり、キュッキュッと♂が鳴き、色といい、歩き方と言い、また鳴くこともあり、クワガタ離れしたクワガタです。


 産卵セット
産卵木は、ホダ木で充分でしょう。
また、表面を齧って産卵する形態を取りますので、表面積を多く取れるようにホダ木を2cmくらいの輪切りにします。
使用するプラケは、中〜大は必要です。先ずマットを3cmくらい硬めに敷き詰めます。
その上にスライスした産卵木(加水済み)を、間隔をあけて立てて並べます。
その後、8〜9割立てたマットが隠れるくらいマットを硬めに詰めます。

マットは、未使用のマットに、幼虫使用済みのマットが入手できるようでしたら、半分くらい混ぜて使用すると、好結果が見受けられます。
無添加でも、添加マットでも構いません。


 幼虫飼育
添加マットで、容易に飼育できます。

【割り出し時(1-2令)】
プリンカップなどの(100cc程度の容量)容器に添加マットを入れ軽く押し固める。
容器の真ん中から幼虫より3〜5周り程度大きい穴を指などを使って開ける。落とし穴を空ける要領で。
その中に幼虫が入っていたマットまたは食痕・幼虫・マットの順で入れる。
2週間〜1ヶ月後に適当な容器に入れ替える。

【2本目以降(ほぼ3令以降)】
♂は600〜1000cc程度の容器に、♀は150〜500cc程度の容器に添加マットを入れ移し変える。
メンガタは約半年(当然個体差はありますが)で羽化しますので、仮に1本につき2ヶ月程度使用したとして、もう1本の瓶交換が必要と思われます。
大き目の容器を使用することで、羽化まで持ってゆくことも可能です。この場合マットの腐敗に注意してください。


 その他
水分調整は共通して、ヒラタとオオクワの中間程度の水分量でマット加水してください。
加水後手でギュット強く握って、ポロット崩れるか崩れない程度です。